30代の経営企画キャリアを考える【仕事内容・年収・スキルアップ・転職】

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エリート職である「経営企画」のお仕事について、仕事内容や年収、失敗しないための転職先の選び方まで具体的に解説します。

今回は「経営企画に行きたい人」「経営企画でキャリアアップしたい人」の両方を解説します。

30代で経営企画のキャリアを構築したいなら必ず目を通しておいて下さいね!

経営企画の役割・年収・将来性は?

経営企画は「社長のブレーン」

「経営企画」の役割を一言でいうと、社長の参謀・ブレーンです。文字通り社長の頭脳となって、将来の見通しを作成し、経営戦略を練っていきます。

経営企画はエリートで年収も高い社長の参謀というだけあって、経営企画はエリートコースです。社内外から企画、戦略、人事、経理等のエリートを集めてきて構成されます。

経営企画は年収もそれなりに高めです。30代だと経営企画の平均年収は635万円です。他の職種と比べて50万円~100万円高い年収帯ということです。

また、30代なら年収1,000万円に到達するケースもあります、夢がありますね。

TIPS: 経営企画職の平均年収

  • 30代:635万円
  • 40代:782万円

参考:転職会議 https://jobtalk.jp/salary_matome/jobs/33

経営企画は将来性も良い

経営企画は「経営企画部」や「経営企画室」などという形で設置されます。経営企画の部署を持っている企業は安定の大手企業が多いです。

中小企業だと社長だけで全て決めるため、経営企画という機能自体が不要だからです。成長企業や成熟しきった大手企業には必ず経営企画の部署があります。将来的にも安心だということです。

将来、起業したいと思っているけど、安定したコンサルがいいという人にはうってつけの職種です。

経営企画の仕事内容を解説

経営企画に転職するなら、まずは経営企画の内容を把握しておくべきdス。

経営戦略・中期経営計画の策定

経営企画は、社長や役員に代わって市場調査を行い、将来の動向を予測し、経営の方針や中期経営計画を策定します。

今後数年から十年の間で、次に進出していく市場や業界を決めて、具体的にどの部署が何をやるかスケジュール案を作ります。そういった議論を行うために取締役会や経営会議などを運営します。

予算の編成・管理

中期的な方針だけでなく、短期的な単年度の経営計画も策定します。単年度の場合は「予算編成」が中心になります。

お金をどの部署にどれくらい上げて、どのくらいの効果を出すか管理するのが経営企画の仕事の一つです。「経営管理」とも呼ばれます。

プロジェクトの推進

経営企画は会社の全体調整を行う役割を担います。誰も主担当がいない場合や、複数の部署にまたがる仕事が発生した場合、まとめ役になってプロジェクトの推進を行います。

よくあるのが「新規事業プロジェクト」です。ゼロから事業を立ち上げたり、M&Aを行って他社を買収したりして事業を拡大していきます。

最近ではCSR・サステナビリティや、IT・デジタライゼーション、調達・サプライヤー管理等のプロジェクトを担当している経営企画が多いと聞いています。

海外との英語のコミュニケーションもたまにあります。

いま経営企画に求められているスキル

一番重要な資質は「柔軟な思考力」

経営企画の人として一番重要なのは柔軟性です。特に柔軟な思考力が求められます。

毎日、社長や役員から複数の課題が降ってきて、それに優先順位をつけてさばいていかないといけません。時には不要だと思った仕事を捨てる覚悟も必要です。

言われたことだけしかこなせない人よりも、自分の頭で考えて動ける人、上司に提案できる人、色々な仕事を楽しめる人が適しています。

30代なら「経験」が求められる

30代は20代でどれだけしっかりと経験した仕事と向き合ってきたかという経験・経歴がアピールポイントになります。

「営業」「製造」「開発」「IT」「経理」のどれかの経験があると転職で有利です。

また、「営業もやってたけどマーケティングもやっていた」、「工場で原価管理をやっていたこともある」、「グループ会社に出向して人事と総務をやっていた」等という人はかなり強いです。

最近では「IT会社で新規事業をやっていた」「ベンチャー企業でマネージャーをやっていた」という人も高い評価の対象になります。

また海外事業部を経験しているとかなり強みになります。英語を使う機会がけっこうあるためです。ペラペラではなくていいので「最低限の英語力と、外人としゃべるタフさ」があればいいと思います。

経営企画の面接で評価される方法

資格はあればいいが必須ではない

資格はあればいいですが、必須ではありません。TOEICだと最低650点は欲しいところです。860点以上だと加点されるでしょう。

あとは特に役立つ資格はありません。もちろんMBAや公認会計士、中小企業診断士などを持っていると有利にはなりますが、必須ではないです。

30代で資格マニアになるのはおすすめしません。30代であれば、実務を磨くことに集中しましょう。
多くの資格を取得しているけど実務が伴っていない経歴だと、使えない人扱いされます。取得していても見せない方がいいこともあります。

面接では将来への「アンテナ」が求められる

入社してから「会社をどうしたいのか?」が求められます。おそらくこの質問は面接でもありますので、必ず回答案を用意した方が良いでしょう。

意外と会社の状況を見ると「もっと海外に進出すべき」だとか「商品分野が足りない」「多数の事業に展開しすぎているからスリム化すべき」など、いろいろなアイデアが湧いてきます。それをそのままぶつければいいと思います。そこで「なんでそう思うのかな?」という質問が来ると思いますが、それに答えられたら内定を得たも同然です。

転職するのであれば、相手の会社の事業情報・IR情報をしっかりと読み込みましょう。それだけで内定する確率がグッと高まります。

30代の経営企画はどうキャリア構築すればいいのか?

30代で経営企画へ転職しても問題ない

30代で経営企画に転職するというのは全く問題ありません。キャリアアップには向いています。

むしろ、30代からどういったキャリアを積んでいくからで、将来どのようなエリートになるかが決まります。「その後のキャリア」を考えておくことが何より重要です。

ただ、そんなキャリアの選択肢はポロポリ出てきません。

今回はその選択を提示するので、自分にマッチするかどうかチェックして下さい。

経営企画経験後の将来キャリアの選択肢5つ

選択肢1:CEO

当たり前ですが、CEO (Chief Executive Officer)=社長が一番のエリートコースです。

経営企画を経験した後、課長、部長、役員と順調にステップアップしていくと、最後に行きつくのが「社長・CEO」です。会社をどう動かしていきたいのか、強い志がある人間が社長になれます。

CEOを補佐するCSO(Chief Strategic Officer)というポジションもおすすめです。

選択肢2:CFO

CEOを隣でサポートするのがCFO(財務責任者、Chief Financial Officerです。お金の調達、予算管理、リスクマネジメントをしっかり行い、会社が傾かないようにする番頭がCFOです。自分が参謀タイプだと思うのであれば、CFOを狙ってみるのもいいかもしれません。

CFOの一歩手前の経理部長(Controller)も非常に魅力的なポジションです。

選択肢3:戦略コンサルタント

一つの会社にはいられない、どちらかというとルーチンワークより色々な仕事に関わりたい。事業を行うよりアドバイスをする方が得意だという方は戦略コンサルタントが良いでしょう。

40代で首を切られるイメージがありますが、うまくやれば中小コンサル会社で役員になれます。実は、今の時代ならコンサルタントの安定した食い扶持はいくらでもあります。

戦略コンサルタントは年収が最低1000万円なので、首を切られる前までに多額の貯金ができるのも魅力的です。偉そうにしたいが事業リスクも負いたくない。口は回るほうだという人におすすめです。

選択肢4:ベンチャー企業の経営企画部長

40代で一般企業の経営企画部課長から、ベンチャー企業の経営企画部長や次長として転職するというケースも多いです。いわゆるIPO(株式の上場)を狙ってサポートしていく仕事になります。

株を上場させると、ストックオプションを事前にもらっている人は億万長者になれます。もらっていなくても上場後に安定したポストが得られるため、魅力的です。

億円単位の夢を見たい。ならばベンチャー一択です。

選択肢5:大企業の課長・次長クラス

大企業の経営企画課長を狙ってみるというチャンスもあります。今の大企業はIT系や海外事業経験者の経営企画スタッフを強く求めています。

いま中小企業にいるならば、経営企画に転職し、最後に大企業に転職するという勝ち組パターンを経験してみるのもアリです。

大企業の経営企画課長くらいだと年収1,000万円~1,200万円くらいです。

正直、まったり生きるのであればこれくらいの年収があれば十分です。偉そうにしたくない、ワークライフバランスを求める人には一番おすすめです。

大企業の経営企画なら60歳まで勤められるケースが多いです。

失敗しない経営企画の転職先の選び方

経営企画系の求人では稀に「ハズレ」があります。自信がない限り、こういう求人はあまり狙わない方がいいでしょう。

注意1:年収が高すぎるところは行かない方が良い

たまに「経営企画部:年収3,000万円!」とかいう求人がありますが、そういうところにはいかない方がいいでしょう。変に年収が高い会社は何かマズいことがあり、人が来てくれないから年収を釣り上げているからです。

経営が傾いてきていて、とにかく立て直しを求められたり、経営企画なのに営業として朝も夜も動かされたりします。体力に自信があるならそれでもいいかもしれませんが、会社倒産リスクも踏まえると、1-2年でまた転職しないといけないケースが多いでしょう。

注意2:ワンマンオーナーは考えた方が良い

会社のホームページを見たり、転職口コミを検索するとすぐ分かりますが、たまにワンマンオーナーがいます。そういった会社の経営企画になると、ブラック体質で深夜まで働かされたり、むちゃな仕事をさせられたりするので気を付けた方が良いでしょう。

オーナー系の会社に入社する場合は、オーナーと面会しておいて、ついていける人か人格を見定めておくとベターです。

注意3:全く知らない業界には行かない方が良い

できれば今の業界と一緒の業界がいいでしょう。市場をよく理解しているからです。

例えば、食品会社の経理担当がいきなりIT業界の経営企画になっても経営プランが建てられるはずがありません。ビジネスモデル自体が分からないからです。

もちろん、今の業界がブラックすぎて、業界自体を変える必要があるなら業界を飛び越してもいいと思います。しかしその場合は「お勉強」から始まることになります。

結論:福利厚生が充実しているホワイト企業を目指そう

大企業や、良い中小企業は福利厚生をよくしています。そういったところは財務体質も健全で、将来の見通しも明るいです。そもそも年収以上のメリットを受けられることが多いです。

雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金は必ずあるかどうかチェックしましょう。また、年間休日数が120日を超えているか確かめましょう。

経営企画志望なら「転職エージェント」に登録すべき

経営企画の求人を見つけたいなら転職エージェントがおすすめ

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普通の求人サイトやハローワークには、求人票に書かれている以上の情報が得られません。会社は、経営企画として優秀な人間を採用したいので、エージェントなどを通じて非公開求人で採用活動を行っているケースが多いです。

特に経営企画職の求人が多い転職エージェントとして、最大手の「リクルートエージェント」や、超高年収求人を中心に取り扱っている「JACリクルートメント(ジェイエイシーリクルートメント)」、管理部門の求人が多い「MS-Japan(エムエスジャパン)」等があります。

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経営企画への転職を考えるなら、絶対、リクルートエージェントには登録しておくべきです。正直、いったん登録して全体の求人を眺めてみて自分なりに比較してみないと始まりません。

高年収や外資系などのエージェントもありますが、それだけ見ていてもあまり自分にマッチするものを自分自身で選べないでしょう。まずはリクルートから入っていくべきです。

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